2021年退職者激励会を開催

 地方本部は12月16日ホテルメトロポリタン高崎において、2021年退職者激励会を開催した。 今年も昨年と同様コロナウイルスの感染拡大のため二度の開催延期を余儀なくされた。
 2020年度に退職された方々は57名で、激励会には20名が参加していただき、ご来賓や各級機関役員をあわせて51名での開催となった。
 執行部を代表して倉林委員長は「1986年衆参ダブル選挙で中曽根が総理大臣になって「お座敷をきれいにして、新しい憲法をすえる」と豪語した。敵側は、脈々とつなげてきている。来年からは、改憲阻止の闘いに本腰をいれて、自分たちの子や孫たちに平和の国を引き続かせる大きな闘い大きなうねりを作っていきたい。60を過ぎた皆さまもまだまだ若いので、運動に邁進しよう。」と述べた。
 感謝状と記念品の授与に移り、倉林委員長から退職された方々一人一人に国労本部松川委員長からの感謝状と記念品が手渡された。

 退職者を代表して、JESS佐野駅・小黒裕さんから、「鉄道人生を振り返って60年あっと言う間だった。一番心に残っているのは、国鉄「分割民営化」だった。連日の国鉄当局の攻撃があり、当時の役員・先輩等が脱退していった。自分自身どうしようかと思ったが、自分の正義を貫き国労に残った。今振り返ってみれば、国労に残って良かったと思う。最後にこうした激励会を持って頂いたことに感謝したい」と述べられた。
 高崎支部・大貫執行委員長の発声で乾杯し、宴席が始まった。
 しばしの歓談の後、テーブルスピーチに移り、退職された方々全員から現状報告や現役時代の思い出が語られた。
 続いて全員による記念撮影を行い、組合歌の合唱を諏訪業務部長の歌唱指導のもと合唱を行った。
 閉会後、会場出口では藤原書記から退職者に花束が手渡された。
 退職された皆さん長い間の鉄道員生活大変お疲れ様でした。鉄道の仕事をされる方、鉄道を離れる方、それぞれの立場で健康に留意しながら,今後もご活躍下さい。

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