さようなら原発 首都圏集会に参加
4月16日、東京亀戸中央公園において、「さようなら原発首都圏集会」が、2300名が結集する中、開催された。高崎地本からはこの集会に6名で参加した。
主催者代表して挨拶にたった鎌田慧さんからは、「ロシアのウクライナ侵攻が公然と行われているが、止められない現状にある。バイデンはホロコーストと言っているが、ホロコーストと言えば、私たちは大空襲・原発投下で甚大な被害を体験している。ウクライナ侵略で自民党は、水を得た魚のように核保有・敵基地攻撃能力を口にする。一日も早い停戦と戦争をやめさせる。平和運動を広める集会であり、原発がなくなるまで、戦争がなくなるまで頑張ろう」と挨拶がされた。
「東海第二原発運転差止裁判」を闘う大石光伸さんからは、「裁判闘争は、高裁に移った。昨年水戸地裁は、東海第二原発を運転してはならないとした。一年経っても裁判は始まらない。東京高裁は判決を覆そうとする。歴史に刻んだ闘いを最後まで頑張る」との決意がされた。
「ロシア侵攻と原発占拠について」伴英幸さんからは、「思いもよらないロシアのウクライナ侵攻、原発の制圧、核施設におけるロシア兵の被爆があった。いつでも原発が標的にされる危険がある。日本で原発が攻撃されればひとたまりもない。危険を受け止め脱原発で頑張る」との決意がされた。
「ウクライナ支援について」田口務さんからは、「ロシア・ウクライナにあるYMCAは市民の立場から友好活動を進めてきた。ウクライナの個人所得は日本の20%で個人で渡航避難できない。どのように支援するか課題がある。」との報告がされた。
閉会挨拶で落合恵子さんから、「プーチンのウクライナ侵攻をどんな言葉を用いるのか?原発のある国に人は生きている事実。ウクライナに15基の原発がある。日本も同じ。11年前の春、どれだけの苦しみを味わったか。その苦しみも一つも減らないできた。耐えてはいけない。唯一の誇りは闘ってきたこと。権力と闘おう。ちゃんと平和を作ろうよ。頑張ろう。」と挨拶がされた。
集会終了後、亀戸公園から錦糸町までのデモ行進に移り、4月としては大変暑い中でのデモだったが、行動を終了した。